育て方

5月から9月にかけて花をつけます。日向と肥沃で乾燥ぎみの土を好み、高温多湿と寒さを嫌います。 一部の品種と真冬以外なら、挿し木で簡単に増やせます。
10cmほどの若い枝の下葉を落とし、土にさすと2週間ほどで根を出します。
春に植えつけると秋までにかなり大きく育ちます。11月頃に切り戻しをすると良いでしょう。 切り戻しをすると冬が越しやすくなり、花もつきやすくなります。 枯れた葉はこまめに取り除き、暖かい時季は戸外の風通しのよい場所で育てるとよいでしょう。

特徴・利用方

細胞の成長促進、殺虫、収れん、皮膚軟化、血管収縮など。
【心】交感神経などを鎮め、感情のバランスをとってくれます。また、情緒不安定や憂鬱症の改善にも効果的です。
【身体】更年期の各種障害、月経前緊張症、重い月経、膣内分泌物が少ない時の改善に効果的です。
【美容】皮脂の分泌を調整する働きがあり、肌を浄化してしなやかさを保ってくれます。すべてのタイプの肌に効果的です。

別名：ニオイテンジクアオイ・ニオイゼラニウム
科目：フウロソウ科/半低木

花は白、ピンク、赤、紅紫など、品種により多種多様です。代表的なローズゼラニウムは、香料の原料にしたり、葉をケーキなどに利用しますが、その他の品種は香りを楽しんだり、アレンジメントや鑑賞に用いることが大半です。ローズゼラニウムは当園オリジナルの「ナチュラルシリーズ」の主原料として使われていますが、欧州では、「美肌草」として親しまれているハーブです。