大理石や御影石など様々な石材は、古くから建築物や美術品など幅広い分野で使われてきました。
それは、石材の豊かな色彩や質感、さまざまな模様が私たちの心にスッと入り込んで来てなにかしら癒しのような感
覚を覚えるからではではないでしょうか。
また、不思議なことに石が人を仲良くさせたり、いろんな出会いの機会を作ってくれることも肌で感じております。
ここでは天然石材である大理石や御影石がもつ不思議な力とその情報なども交えながらご紹介していこうと思います
ので、ぜひご参考にして頂けましたら幸いです。
子供たちの夢をいっしょにかなえたい。
※古沢小学校のみなさんと北日本新聞から記事抜粋 かつてハクチョウの飛来地として知られ、昭和45年に
埋め立てられた富山市栃谷の「大沢池」の記憶を残そう
と同市古沢小学校の6年生で発案で制作が進められた
石碑制作にあたり弊社が制作させていただきました。
この時も一緒に子供たちと取り組んできました。作業するときはひとりひとりの顔が不思議と浮かんでくるのです。ここまでくると営利うんぬんの話ではなくなってきて、やっている私自身も本当に不思議な気持ちになります。人はとかく月日が経つとなんでも忘れ去っていくモノだと思っています。でも、あの時の純粋な気持ちを思い出す心のスイッチがまさにこういった石碑なのではないかと思うのです。
石を活かすということは・・・
要するに、料理でいったら、素材を最大限に活かすとい
うことと一緒ですね。ただ単に綺麗に並べるだけやなく
て、大胆さとか繊細さとか、全体的な美しさとか、そう
いうものを総合的に考えていかなければなりません。
配色はもちろん施工する部分だけはなく、建物その建物
自身との調和とかですね。
毎日毎日、石材内装とか加工品とかと関わりあっていると、段々、その奥深さがわかってくるんです。本当に最
初はただの石にしか過ぎなかった鉱石にいろんな秘密が
隠されていて、その魅力にどんどん引き込まれていった
ある時「石は完全に生きている。」って、そう思ったん
です。
石にあまり馴染みのない方には「生きものじゃあるまいし・・・」と思われそうですが、私にいわせれば、ただ喋ら
ないだけでまるで生きものです。
たとえば墓石を磨いてキレイにし作業の報告をすると、
お客様はたいへん喜ばれます。ここまでなら別段変った
話ではないのですが、その後、疎遠だった親戚が急に
集まりだしたりとか、倒産しかけた会社が立ち直ったり
とか、墓石以外でも「この種類の石がロビーに使われて
いるとその会社はあまり長くはない」とか・・・(苦笑)
初めは自分もまったくそんなことまったくの迷信だし、
もしあっても単なる偶然た!としか思っていなかった
のですが、やればやるほど疑問になり、そして確信に
変わってきます。やっている私が怖いくらいです。
また違う視点から石を見てみるとこれまた面白い。
たとえば年月がかなり経った石をウォーターポットなど
に6時間くらい入れておくと石に含まれている自然のミ
ネラル分少しずつ溶け出し、天然のミネラルウォーター
の出来上がりです。
高血圧の方がこのミネラルウォーターを飲むと、一時的
ですが血圧が下がり安定します。中には少しばかりお通
じが良くなり過ぎる方もいらっしゃいます。
石の中に化石が・・・
石の中に貝殻なんかの化石が入っています。石切り場は
山にありますので、おそらく遠い昔は海の中だったので
しょうね。いろんな自然条件が重なって21世紀を生きる
私たちの目に触れることになります。中には鉄が含まれ
ているものなどは磁石でくっつきますし、錆びたりする
んですよ。
とかく人は自分の家の前にある石の名前さえ知らないの
にそれでいて、いろんな事を言いますからね。
自分の家の周りに知らないことが沢山あって新しい発見
ができるアイテムの一つが石なんです。
世界にふたつと無い模様の石たちを見ていると庭先に転
がっている石にさえ畏敬の念が湧き起こります。
この自然界にはふたつとして同じものがありません。
だから凄い!そして面白い!